展望岩に行きましょう

己斐団地と広島市立大学の抜け道に使われる畑峠（はたとうげ）。道から逸れて軽登山した先に「展望岩」というのがあるのはご存知でしょうか？

展望岩からの見晴らしだよ！

と言う訳で「展望岩」へご案内。

己斐側、広島市立大学側、両方共あの細い道を上っていくと、なんとなく平地っぽい、開けた場所に出ますので金網に寄せて車・バイクを駐車しましょう（駐車禁止でないので大丈夫なはず）。

駐車した場所のすぐそばに登山道があります。迷わずそこへIN！

ちょっと笹がすごいけど、気にせずGO！

早歩きで5分ちょっと上がる（一気に40mくらいの標高を上がるので多少疲れます…）と巨大な中継局に出くわします。

広島市の防災無線の中継局なのです。デカイですね。

さらに10分弱山道を歩くと大茶臼山の頂上ですが、見晴らしも大したことないので素通りしましょう。するとアスファルト舗装されたNTTの管理道に出ます。そのまま歩くとNTTの中継局（行き止まり）に出くわしますがちょっと手前にガードレールが切ってある箇所があるので、そこからまた山道に入ります。

昔はガードレールを跨いで行く必要がありました。今は便利になりましたね。

左手がNTTの中継局（行き止まり）。右の山道を行きます。

しばらく真っ直ぐ…

この道、春秋冬は歩きやすいんですが、夏は腰の高さくらいの雑草が生い茂り、ツライ道になりますのでご注意。まあ、クソ暑い真夏に行こうとは思いませんけどね（笑）

分岐に出くわすので、慌てず左へ…

分岐を左に折れて、ひたすらNTTの中継局沿いに歩いていくと、そこそこの傾斜の下り坂になります。雑な石畳道なんですが秋冬は落ち葉が積もり滑りやすいので注意して下りましょう。

この日は濡れ落ち葉だったのでズルズルでした…

お疲れ様でした。

「展望岩」に到着～

見よ、この眺望を！

と、言いたいところだけどガスってました…

視線を右に移すと… 

ジ・アウトレット広島も見えます。広いですね。

ちなみに展望岩の案内板

頂上近くの展望岩に室町時代の山城「立石城」があったと伝えられています。岩の○が○○的に平らに整えられて櫓（やぐら）を組むのに適した平岩や岩と岩との間には人間一人が歩ける通路（武者走り）が見られます。このことから、立石城は砦城であったと考えられ、近隣に展望とにらみを利かせていたことでしょう。

とのこと。一部朽ちていて不明でした。ちなみに展望岩を通り過ぎてさらに下ると己斐峠に出るそうなのですが、なかなか急傾斜なので気をつけてくださいませ。

「え～ こんな山道行きたくないよ～」と言う方は、最初の登山道はスルーしてその先にあるNTT管理道（荒れまくった舗装路）を歩いても行くことができますヨ。

門の隙間から管理道に入りましょう。

写真撮影の都合上、門前に駐輪していますが、

門前の駐車・駐輪は禁止されています

ので、御注意を！（工事車両が出入りできなくなりますからね）

夜景撮影に行く猛者もいるようですが… イノシシの多い地域ですから細心の注意を払ってくださいね。