徒然自由帳

私の日常@広島

Voigtlander Bessaflex TM

手持ちの PENTAX SP の露出計が壊れていたり、モルトが劣化してきたりと残念なことになっているので、コシナVoigtlander の Bessaflex TM ってのを中古で手に入れました。

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M42マウントのレンズを使えるよう2000年代初頭に発売されたカメラで、PENTAX SP の再来と言われたカメラとのこと。とりあえず、先日購入した24mmと50mmを試しに使ってみよう!と思いましたが…

なんと! 24mmを装着するとシャッターが切れない時がありました。

「え? 故障品を掴まされた?」と一瞬思ったのですが、その他のレンズ(20mm、28mm、50mm、135mm)は問題なくシャッターが切れます。

このBessaflex、ファインダー視野率が95%とSPの93%より向上しているんですが当然ミラーも大きくなっているようで、24mmのレンズ後玉にミラーが引っかかってシャッターが切れない模様…。

f:id:asahipontax:20180827111049j:plain左がSP、右がBessaflex

 

無限遠時の後玉はこれくらい(写真左)飛び出していて、だいたい1mあたりにピントを持っていく(写真右)と後玉が少し引っ込みミラーアップできました。24mmという広角レンズで無限遠が使えないというのは致命的です。

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だいたいレンズ発売時期は1970年代がほとんどなのに、なぜ純正レンズを全て使えるように設計しなかったのか? という疑問が。そのあたりはコシナの「CT1EX(各社(FM10とかXR8とか)向けOEM製品のベース)」と共通部品が多いだけに仕方なかったのでしょうかね?

 

のっけから、不満(と不安)タラタラなのですが、とりあえずは撮影してみないと!ということで気持ちをリセットして撮影散歩に出掛けたのでした。

(つづく)